Futures&Options

- ページ: 36
- ◦法人口座:法人として事業を行うことを州から認められている顧客の口座。多くのヘッ ジ顧客は法人口座である。このような口座が開設されるとき、コミッション・ハウスは、 当該法人が法的に先物取引を行う権限があることを確認するため、当該顧客の法人設立 許可書または取締役会決議の写しの提出を要求する。権限がない場合で、かつ当該法人 顧客が損失の生じている取引から撤退することを後に決定する場合、当該口座を設定し たコミッション・ハウスは、当該顧客が法的に先物を取引できなかったとしても、損失 を負担すること以外にできることはほとんどない。必要な取引権限が法人設立許可書に 記載されている場合、当該法人顧客は、最低限、新規口座情報カード、リスク開示書、 商品取引口座契約書および法人口座に関する書面に記入し、署名することを求められる。 特に最後に掲げた商品(取引)口座約諾書は法人の役員らを指定するもので、当該役員 らは取締役会の発注権限とその法人を法的に拘束するホジションを建てる権限を委任さ れている。そして、コミッション・ハウスもまた、顧客が資金移動許可書に署名するこ とを助言することがある。 ◦オムニバス口座:口座設定業者として知られる他のコミッション・ハウスを通して、コ ミッション・ハウスの自己(自己オムニバス)口座またはその顧客(顧客オムニバス) 口座の取引の清算、またはその口座を保有する当該コミッション・ハウスの口座。当該 口座設定業者の顧客は他のコミッション・ハウスであるが、その顧客は口座設定業者に は知られていない。 ◦代理権取引口座または一任取引口座:当該所有者または所有者たちが、取引一任権、ま たは全代理権(資金の引出しおよび取引を行う権限を含む。 )を他の者に委任した口座。 取引を管理する者は、FCM の従業員、または先物資金運用者の CTA である場合がある (代理権限保有者としての FCM 従業員の承認およびそのような口座の行為を規定する 特別の規則がある。 ) 。一任取引口座で提出が必要な書類は、個人顧客口座に必要な書類 に加え、適用される代理権委任状の署名のある写しである。後者の代理権委任状は、通 常、代理権を委任された者が顧客のために行った行為についてコミッション・ハウスを 免責するものである。 ◦受託者口座または信託口座:すべての人に権限が与えられるわけではないので、先物口 座を開設する前に、コミッション・ハウスは受託機関または信託が先物取引および関連 オプション取引の権限を与えられているかどうかを確認する。 ◦投資会社口座:先物取引という特定の目的で、1つのファンドに資金をプールしている 多数の投資家が取引を行うための口座。取引権限は、通常、当該ファンド内の1以上の 36
- ▲TOP